パーツフィーダー
パーツフィーダーは電磁力を利用して、僅かな電気量で故障が少なく耐久性に優れています。
小さなワークから大きなワークまで幅広く選別して、各種工作機や自動機械装置へ自動供給することができます。
連段式フィーダー
パーツフィーダーを2段に重ねて使用するためコンパクトとなり、設置スペースをとりません。
またボウルを2段で使用しても動力部が1つのため、消費電力も1台分で済み経済的です。
動力部とコントローラーが1台になりベース・調整台・配線などの部品点数も大幅にカットできます。
水平フィーダー(NFB・NFC型)
直線的な振動により製品(ワーク)を整送します。
製品の自重でシュート上をすべらない時や、ライン工程で角度があってはならない時、カラミの生じやすい製品や水平に製品を整送したい時等に使用します。
後部のバランスウエイトの位置を変えることで、搬送ムラを簡単に調整できます。
ホッパー(フィーダー式・コンベア式)
フィーダー式ホッパー コンベア式ホッパー
パーツフィーダーのボウル内にレベルスイッチや光電管を設け、ワークを自動供給することで、ボウル内のワーク量が一定量になるように保ちます。
ワークサイズおよび材質、ご要望のホッパー内投入数に応じ各種ホッパーを取り揃えております。
防音ボックス
パーツフィーダから発生する騒音を7~15デジベル程度削減します。全体をケースで覆い、任意の位置に開閉扉を付けられるのでワーク状況の確認や供給が簡単にできます。
コントローラー
コントローラはパーツフィーダのボリュームを調整したり、制御したりする装置です。
入力電源が100V~220Vのワイドレンジで使用でき、無電圧有接点による制御、DC12V~DC24Vの外部供給電圧による無接点制御ができます。
ウレタンコーティング及びパワーグリップ
ウレタンコーティングパワーグリップ
パーツフィーダのボウル内は、耐磨耗性と搬送能力を向上させたり、静電気対策のために、表面処理を行います。一般的には、ウレタンコーティングやパワーグリップが多く採用されます。
耐磨耗性と油対策などの理由で、一般的にはウレタンコーティングを施します。ウレタンコーティングすることによって、トラック上をワークが上りやすくなるので搬送能力が向上します。また、騒音を軽減させることもできます。
また、ウレタンコーティングには種類があり、ツルツルのものから、ザラ目の小さいもの、大きいもの、静電気対策用等があります。塗布の厚みも指定できますので、金属で大型のワークには、厚めで塗布するほうが、ウレタンの持ちも良くなります。
自動溶接機等省力機
自動機・省力機は、人が行っていた作業を機械に置き換えることにより作業の効率化や品質の向上を目的とした設備のことです。 中村工業(株)では、目的・用途に合わせて供給から搬送、作業(溶接、ねじ締め等)までオーダーメイドで設計・製作いたします。